こんにちは!パレスいわやのMiyakeです!!
今回は、いわき市内の素敵なお店をリレー形式でご紹介する
【いわきのステキなもの】第5段!
『Canova Azzurro / カノヴァ アズーロ』さんがおすすめする『絵のぼり・いわきだるま/高橋工房』
『絵のぼり・いわきだるま/高橋工房』
いわき市平にある、いわきだるまを作る唯一の工房、高橋工房さん。
100年を超える歴史ある伝統工芸の技術を継ぐ四代目高橋聡一郎さんにお話をお伺いしました。
高橋工房さんでは、「いわきだるま」「手書き鯉のぼり」「絵のぼり」を手掛けています。その製作技術は「いわき市指定無形文化財」にも指定されております。
「絵のぼり」は男の子の初節句に、健やかな成長を祈願して親御さんや祖父母が贈るものです。
工房に訪れると、迫力ある色鮮やかな絵のぼりが一同に飾られ、勇ましい武士の姿に圧倒されます。
近くで見ると、手書きで書かれた繊細な線や色使い、立体的で臨場感溢れる表情が印象的で、どれもが美しく大変魅了されます。
高橋工房さんが手掛けた絵のぼりは、いわき市で2015年開催された第8回太平洋島サミットの会場に飾られ、県から参加国へのプレゼントとして国旗付きの特注品が贈呈されました。
まさに、日本を代表する伝統工芸品として、世界の国々へと贈られたのです。
最近では、絵のぼりは住宅事情などから「床の間サイズ」も人気を集めているそうです!
工房に飾られていた、受験の神・疫病除けの神と言われる「鍾馗(しょうき)様」の絵のぼりが迫力があってとてもかっこいい!
節句の時期だけでなく、お祝いごとに飾ったり、掛け軸のように楽しむ方もいるそうです。
工房には、「いわきだるま」も所狭しと並び、その愛嬌ある顔つきに思わず笑みが溢れます。
その特徴は顔の周りにある群青色。
いわきの海・七浜を表し、白い模様が波しぶきを表しているのだそうです。毎年1月10日に開催される金刀比羅神社例大祭には、大小さまざまないわきだるまが勢揃いいたします。
このブログのテーマである「いわきのステキなもの」のトリを飾る、高橋工房さんの伝統工芸、その美しさに触れてみませんか。
(書いたひと:Miyake)
[高橋工房さんのHPはこちら]
さて、今回が最終回となるパレスいわやの【いわきのステキなもの】ブログはいかがだったでしょうか?
これからも、いわき市のステキなもの・おしゃれなものを配信していく予定です!お楽しみに!
また、「次はこんな企画どう?」といったリクエストやご意見、感想、質問があれば、ぜひコンタクトページからご連絡ください!(編集チーム一同まってます!本当に感想待ってます!!!)
Tel. 0246-58-5555
平日:10:00〜19:00 土日祝:10:00〜19:00
[休館日/不定期]
※休館日は、フェアカレンダーにてご確認下さいませ。