LESSON:17
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しっかり押さえておきたい!!
結婚式で困らないカトラリーの使い方
テーブルマナーでもっとも大切な心得は、「マナーの本質は思いやりの心」と言われております。
人と人とが上手に付き合っていくためには気遣いが大切であることが、すでに4000年前の書物に書かれていたのです。
日本のテーブルマナーは、平安時代頃に食礼として確立していたという説もありますが、確実な記録は13世紀、道元により書かれた「赴粥飯法」の解説にあるそうで、食事の厳しい作法が記されております。
一人ずつ料理が順番に運ばれてくるコース料理形式は、18世紀頃にになって始まり現在の結婚式のスタイルにつながったそうです。
(道元 正治2年-建長5年 鎌倉時代初期の禅憎)
現在婚礼料理は和洋折衷さまざまですが、その中で最も多いフランス料理では、カトラリーの多さに戸惑った方もいるのではないでしょうか。
まず、カトラリーとは、食事中に使うナイフ、フォーク、スプーンなど道具の総称を言い、刃物一般も含まれますが、食器やお皿はカトラリーには含まれないそうです。
持ち方は、基本的にナイフは右手で持ち、フォークは左手で持ちます。
食事中、音は立てないよう、料理に合わせてカトラリーは外側から順に使っていきます。
その際、中央にセットされている大きなお皿を飾り皿といいますが、デザート用で使うので、それまでは使わないようにします。
また、カトラリーの置き方にも注意点があり、ナイフとフォークがハの字になるように置く場合は“食事中”、このときフォークは刃を内側に向けるようにして下さい。
(食事中のとき)
また、“食事が終わった”サインはナイフとフォークを平行に柄を手前にし4時の方向斜めに置きます。
(食事が終わったとき)
基本的な流れをつかむだけで安心して結婚式へ出席できますね(^^)
気がつけば子育て真っ只中、フレンチとは無縁な毎日でしたが、記念日には行きつけのフレンチレストランに行っていたことを思い出しました。
まだまだ行けそうもありませんがまたいつか行きたいな~♪
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