結び、その幸い。
人と人が結ばれるとき
わたしたちは宴をひらく
それは古くから変わることのない
人間のいとなみ
海の幸、山の幸を盆に並べ
ともに食べ、ともに笑い
出会いに感謝し、杯をかわす
繋がれた縁の向こうには人の幸が続いていく
「結び」その理りの尊さを
わたしたちは信じます
晴れやかな慶びの日に
寄り添いつづけ七十年
まごころ込めたいわやの祝言
ご馳走。
「馳走(ちそう)」とは、もともと馳けまわることを意味します。その昔、訪れた客人の世話をやくのに走り回ったり、お出しする料理の食材を調達するため、それこそ馬を馳けて奔走したことから、心を込めたもてなし料理そのものを「ご馳走」と呼ぶようになりました。
魚屋から始まり、仕出し業、結婚式場へと業態を変化してきたいわやにとって「ご馳走」は原点であり、決して譲ることのできない誇りです。
海と山に囲まれた食材豊富ないわきにあって、長年にわたり「料理のいわや」と言わしめてきたその味は、年代を問わず愛される本物の滋味。慶びの宴にふさわしいとびきりの「ご馳走」で、丹精を込めておもてなしいたします。
集い。
人間は、集うことで社会をつくり、発展してきた生き物だと言われます。何かことが起きたとき、ことを為すときに人が集うのは、いわば本能なのかもしれません。
時代がうつり、コミュニケーションのあり方がどれだけ変化しようとも。おなじ場に集まり、顔を合わせ、気持ちを共有することで、人は結びつきを強くする。その人間の理を、いわやはずっと信じてきました。
結婚式は、生涯において最も盛大で祝福に満ちた「集い」です。だからこそ、新郎新婦はもちろん、ご家族、ご友人、そこに集うすべての方々が、安心して愛を語らい、 その後の人生の道しるべとなるような、幸せな思い出を築ける場所であること。そんな集いの場でありつづけることが、パレスいわやの使命です。
此の地。
パレスいわやが、この地に在ること。その意味を一つ一つ数えるようにして、いわやはサービスを創り上げてきました。
このいわきにおいて、パレスいわやは特別な舞台でありたいと願います。均一化された、ただ産業としての結婚式場ではなく、 地域の婚礼文化の担い手として、この地に在りたい。そう願いながら、チャペルをつくり、 バンケットを増やしてきました。
古くからの様式も、時代を変える新しいスタイルも、この土地に合うやり方で取り入れることができるのは、変容する時代とともに、この地で育ってきたいわやだからこそ。地元いわきを愛し、いわきに愛される「パレスいわや」として、これからも、 この地に在りつづけます。
ご縁。
集いの場をつくり、ご馳走を用意し、感謝の気持ちでまごころ込めたおもてなしをする。そうして一期一会の「ご縁」を結び、 パレスいわやはこれまで、実に14,000組もの婚礼を見届けてきました。
これはご結婚されるお二人の縁ばかりではなく、訪れたすべてのお客さまと、いわやとの「ご縁」でもあると感じています。
近年では、かつて当館で挙式されたご夫婦のご子息やご息女がご成婚され、親子二代にわたり婚礼のお手伝いをさせていただくことも増えました。地元に根ざす企業として、これほど嬉しいことはありません。この「ご縁」を誇りとし、この先、 三代、四代、百代先の未来まで。ご縁が結ばれる、その幸いに、いわやは寄り添いつづけていきたいと願います。
Tel. 0246-58-5555
平日:10:00〜19:00 土日祝:10:00〜19:00
[休館日/不定期]
※休館日は、フェアカレンダーにてご確認下さいませ。